訳アリなふたりで脱社畜を目指すブログ。

〜既婚アラフォー男と独身アラサー女が、10年後に上場企業を退職し、田舎に移住を果たすまでの道程〜

理不尽さに耐えるための考え方。『「無理」の構造』を読んで

カピさんです。


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タイトルに魅かれた本があったので、ケーキを食べながら読んでみました。

 

 

「この世の理不尽さを可視化する」とのことで、何かしらのモヤモヤを言語化してくれてるのかなーと思って。

 

その思考って建設的?

「なぜあの人だけ?」「なぜ自分だけ?」「なぜ今どきの若いモンは」みたいな考えがなぜ起こるのか。それに意味はあるのかってことを書いた本です。

先に言っちゃうとそういう思考は建設的で無いというのが結論なんですが、「なぜ建設的でないのか」を説明してくれてます。

 

めちゃくちゃ理屈っぽい感じで、カピさんは好きな文章でした。哲学だね。

 

 

理不尽が起こる理由

非対称性上流の抽象的なレベルのことが分かってる人には具体的なレベルのことも分かる。逆に下流の具体的なレベルのことしか分からない人は抽象レベルのことは見えない、ということです。

 

例えば「あんなボヤッとした綺麗事言っちゃって、上は何も分かってない!現場が見えていないんだ!」みたいなやつですね。

 

これはしたっぱのカピさん的には、ままあることです。上の人たちは分かってて言ってるんですかね。カピさんのところに降りてくるまでに現場レベルに咀嚼されてないってことか、カピさんがアホか、どっちかです。

 

『高知能者のコミュニケーショントラブル: IQが20違うと会話が通じない』という本を以前読んだのですが、そこにも全く同じようなことが書かれてました。

 

具体レベルのことしか見えてない人は自分がそうだと気付けないので、同じレベルで話してるつもりでも実は話が噛み合ってない(共通言語で話してない)ということが起こります。

そりゃーどこまで行っても有意義なコミュニケーションが成立するわけがないってハナシです。

 

 

ねじれ構造「チャレンジしろ!」と言うけどと、本当にみんな新しいことを始めたら組織が破綻してしまうということです。

 

人間の大多数は保守派だそうですが、その保守派が日常のしょうもない仕事を回してくれてるおかげで、革新派の人がチャレンジできるんですよね。

 

「なんでもっと考えないんだよ。暇かよ。」とカピさんは他人を見て思うことが多いのですが、それもコレに当たるのかもしれませんね。革新的でない人が大多数で当たり前ってことを受け入れた方が建設的です。

 

 

自己矛盾「オレらの時代はもっと。。」と言う人がいますが、そういう人を育てたのは自分自身なのに、それに気付けないというやつです。

 

教育の問題だけでなく、組織っていうのは大きくなるほど丸い人材が増えていくものです。立ち上げのときはサバイバルな環境だし人も少ないし、仕事も細分化されていません。

組織が大きくなって人が増えると、組織の歯車になる方が賢いんですよね。組織の中身の良い悪いの問題ではなく、人がどんどん集まってくるとそうなるもんだ、ということです。だから、「大企業病」なんてものは存在しない。治すべき「病」ではないってことです。

 

 

理不尽を受け入れれば、理不尽じゃなくなる

実は私たちが「理不尽だ」と思っていることは、なるべくして当たり前にそうなっています。

「理不尽」を理解することができれば、「理」になる。「無理」なものは「無理」なので、それをどうにかしようと足掻くこと自体が無駄な労力なんですよね。

 

 

具体的に、じゃあどうする?

具体的な行動レベルで「こうすると良いよ」ということはこの本にはあんまり書かれていません。

「他人を変えるのは無理だから自分が変わろう!」みたいなメッセージは世の中な溢れてますから、ライフハック的な小技はそっちに譲るよ、ということかもしれないですね。

 

カピさんは小物なので、全部諦めてしまいたい気持ちになっちゃいましたけどね!

よっぽどストレス耐性のある人か、志の高い人でないと、新しいことは進められないということが理屈として分かりました。のらーりくらりと会社にぶら下がってる方が、中途半端に何かしようとする人よりよっぽど賢いかもしれません。

 

上には上がいるもんで、自分は「分かってるヤツ」だと思ってても井の中の蛙かもしれません。知らない人からは知ってる人の範疇のことは見えにくいものなので、「分かってるつもりだけど、分かってないかもしれない」という認識を常に持ちましょうということは何度も強調されていました。

 

 

まとめ

もうざっくりとまとめてしまえば、「謙虚に生きましょう」ということになります。でもそんなことはみんな分かってますらね。その中身を分解していけば、自分なりの気付きがあると思います。

 

なかなかおすすめできる本でした!長くなっちゃうから少ししか内容紹介してないけど、もっと色々書いてますよ。

Kindleアンリミテッドでも読めるので、ぜひ読んでみてね!

 

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